手漉き和紙の　東に富士山を望み、中央に日本三大急流の一つである富士川が流れる美しい自然環境に恵まれた土地で、西嶋和紙は４５０年もの長い歴史を繋いできました。 　西島和紙工房では、その伝統の技を礎とし、楮や三椏を主原料に 他に山野に自生する草木を素材に使い 紙のもつ新たな可能性を探りながら 自然の息吹をお客様に感じて頂ける様な紙創りを心掛けています。 　紙に穴をあけたり、染めたり、塊をつくったり、コンニャクや柿渋や漆を使ったり・・・　オリジナルの和紙をつくるときは、紙漉き道具も自分たちで作ります。 　一品一品手作りの品物達は、それぞれに微妙な表情の違いを持ち、優しさや温もりを感じていただける、すべてがオリジナルのデザインの作品です。 　私たちの紙を手に取ってくれたひとが、楽しくなったり、生活に潤いを得たり、そんな手助けが少しでもできればと思いながら日々紙づくりをしています。